
4月10日にメディア向けイベント「学校の荷物重い問題は解決された?ラン活最新事情と新たな選択肢・布製ランドセルとは?」を開催いたしました。
ゲストに大正大学副学長 地域創生学部地域創生学科教授 白土 健 氏を招き、2024年3月に実施した小学校1~3年生の子とその親1,200人に聞いたランドセル意識調査の結果もお伝えしながら、近年社会的な問題にも挙げられる「ランドセルが重たい問題」について考えていきました。
2024年実施 最新版「ランドセル意識調査」を発表
【調査サマリー】
1) 小学生の約9割がランドセルが重いと実感。ランドセルの平均の重さは4.13kgで昨年より微減
小学生の91.4%が「ランドセルが重い」と感じていると回答。保護者の87%もランドセルが重すぎるのではないかと感じていることが分かりました。ランドセルの平均の重さは4.13kgで、昨年度の4.28kgより微減。
2) 3人に1人が通学時に肩や腰・背中など身体の痛みを訴えた経験がある
ランドセルが重いと感じている小学生のうち、3人に1人が通学を嫌がった経験があり、通学時に肩や腰・背中など身体の痛みを訴えたことがあり「ランドセル症候群」が懸念される結果となりました。
3) 置き勉禁止は減少傾向。しかし置き勉は禁止されていないけれど、持ち帰りしている子どもは64%
置き勉禁止については前回の41.7%に比べ31.5%と減少傾向ですが、禁止はされていないけれど持ち帰りをしている子どもは64%。主な理由は「家庭学習のため」「何となく持って帰ってきている」が上位にあがりました。
4) 体に負担の少ないカバンに買い替えを検討したい親はほぼ横ばいで64.4%
前回の64.5%からほぼ横ばいの64.4%の親がより体に負担の少ないカバンがあれば買い替えを検討したいと回答。革製以外のランドセルの存在を認知している親も前回41.8%から55.2%にアップ。ランドセルの選びの多様性が感じられる結果となりました。
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